9月 24
昨年日本で全国公開された映画 『夕凪の街 桜の国』 や、虫プロ制作アニメショート映画 『つるにのって:ともこの冒険』 を含む10作品が9月27日と28日の二日間に渡って上映されます。また朗読会の日前後にはピースポートに乗って広島・長崎被爆者100人がNYを訪れ、国連訪問や地元高校生たちの交流が計画されているようです。
こちらでも調べましたが大変意義のある作品です。週末ですから是非時間を作ってみてください。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%95%E5%87%AA%E3%81%AE%E8%A1%97_%E6%A1%9C%E3%81%AE%E5%9B%BD
http://peaceanima.googlepages.com/
ニューヨーク平和映画祭
題名: Films About Peace!
場所: Anthology Film Archives
住所: 32 2nd Ave, New York, NY 10003
料金: 大人 $12 ・ 学生 $8
地図: こちらをクリック>>
詳細: http://www.nypeacefilmfest.com
9月27日(土) 3PM-10:30PM
3:00PM: On A Paper Crane:Tomoko’s Adventure (つるにのって「とも子の冒険」) (30 min)
4:00PM: PEACE (17 min)
4:45PM: Original Child Bomb (60 min)
6:15PM: On Paper Wings (70 min) & Q&A with Filmmaker
8:15PM: Town of Evening Calm, Country of Cherry Blossoms (夕凪の街 桜の国)
9月28日(日) 3PM-10:30PM
3:00PM: Hidden in the Sand (40 min) / Listen to Iran’s People (30 min)
5:10PM: Arid Land (100 min) & Q&A with Filmmaker
7:30PM: Wings of Defeat (90 min)
9:15PM: Wings of Defeat: Another Journey (40 min) & Q&A with Filmmaker
For more info: 212-592-3311
Email: nypeacefilmfestival@gmail.com
※Love&Peace 朗読と語り部の会 について
日時: 10月19日(日) 3PM-5PM
場所: Where Eagle Dare Studio
住所: 347 W. 36th St
第一部、『きけわだつみの声』、『原爆雲の下に生きて』(永井隆)を中心に俳優たち(7-8人)による朗読
第二部、在日韓国人広島被爆者で日本、韓国、米国と生きてきたナンシー・ケントウェルさんとのミーティング
また18日前後にはピースボートに乗って広島・長崎被爆者100人がNY訪問となり国連、NYの高校を訪れる予定になっているので、寄航が18日であれば、当日4人が観劇にいらっしゃる予定です。
9月 18
先月、ばってん会と広島会の合同親睦会がございましたが、昨年度行われた第一回目の会についての記事が中国新聞に掲載されておりますのでご報告いたします。広島会の森永明日夏さんが”世界の街角から”というコラムに投稿されたものです。詳しくは次のとおりです。 (山口)
※ 中国新聞特約(コラムニスト:森永明日夏)
詳細記事 >> (http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/sekainomachikado/070831.html)
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親睦会で被爆地の思い共有
アメリカ・ニューヨーク 森永明日夏
こんにちは! ニューヨーク(NY)便りをお送りしている森永明日夏です。以前、広島県人会の記事を書いたのを覚えている方もいらっしゃると思います。あの記事がきっかけで参加してくださった方が数人いらっしゃいました。広島のご家族が記事を読んでいたり、一時帰国中に目にしたり。いや~、本当に人生って予想しない偶然や出会いがたくさんですね。
今回は同じ被爆地でもある「長崎ばってん会」と初の合同親睦(しんぼく)会を開きました。五十人を超える十六歳から八十歳までの幅広い年齢層と、ふだんは出会うことはないであろう職業の方たちが素敵(すてき)な時間を共有しました。
今年で二十周年の広島会は、広島にゆかりのある方ならどなたでも(奥様が広島出身や昔、広島で働いていた、などなど)、長崎ばってん会は佐賀、熊本、大分、福岡や”ばってん”の方言を使うゆかりのある方ならどなたでも、というテーマのもとで開催しているので、「あ、私の知人NYにいるわっ」という方は、ぜひぜひ教えてあげてくださいね。
NYはいつも動いている街で刺激的ですが、とても孤独な街であることも確かです。街の勢いに押され、自分も動いていなければいけないという恐怖や孤独を感じる人も少なくありません。同郷のよしみで出会えて、お話ができるという縁は結構、宝なんじゃないかな~と思っております。
今回は原爆映画の上映に取り組む「KIDS FOR THE FUTURE」の山本徹さんによる手塚作品や長崎を舞台にしたアニメ「NAGASAKI1945・アンゼラスの鐘」のPR版上映もありました。被爆地に生まれ、育った思いから多くの方が涙を流していました。
私も舟入高演劇部時代は原爆劇に青春のすべてをかけていたし、平和学習をしたり、体験者の方にお話を聞きにいったりしました。十八歳で東京に出て、現在はNYに住む私もあらためて広島出身であること、平和のことを考えさせられました。
広島会にゆかりのあるゲストの方が、核兵器廃絶に情熱をかけた前長崎市長・伊藤一長さんのご家族に五百人の署名を集めて送る記帳を呼びかけ、みなさんで協力していた姿も印象的でした。
途中から恒例の!?三十秒自己紹介で盛り上がり、NYという街にいろいろな日本人が暮らしているんだな、今日出会ったことで新しい世界が始まっていくんだな、と思うと小さな幸せを感じる私でした。広島会は近々ホームページを立ち上げますのでお楽しみに。
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もりなが・あすか 広島市安佐北区出身。10年間舞台俳優として活動し、20
05年にNYに移住。今季からヤンキースタジアムで日本人初のアテンダントと
して活躍。秋に三谷作品の舞台で一時帰国の予定。
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※ 中国新聞特約 2007.8.31
9月 14
“藤松さんを囲むブランチミーティング” レポート 9月13日(土曜日)
「ばってん会」生みの親である藤松さんがNYに来られるということで、半ば強引にお時間を頂戴し、”藤松さんを囲むブランチミーティング”がミッドタウンのBenoit(古川さんご推薦のフレンチ・アメリカンなレストランで、シーフード/お肉共に美味しく、ミッドタウンにしてはリーズナブルな料金◎です!)にて開催されました。Benoitでの土曜日のブランチがあまり知られていないせいか、それほど混んでおらず今回のブランチ・ミーティングにはピッタリの場所でした。古川さん有難うございます!
このブランチミーティングには藤松さん、山口会長、古川さん、そして私木下の4名が参加しました。
4名の小さなグループでのブランチでしたが、話題は藤松さん移住の地(オレゴン)でのゴルフ三昧の生活をしながら食事は3食とも藤松さんが作り、庭仕事は奥様がやっておられるという話から始まり、オレゴンのお寿司屋を手懐けて、美味しいお寿司を食べているなどという話まで飛び出しました。更に、ヨーロッパのベルギーの日本食は結構美味しいなど、食に関しても話題がかなりインターナショナルで私などはついていけず、一生懸命お話を聞かせて頂きました。
絵画の話題になると、山口会長が自分は油絵を描くのが好きで、ジョン シンガーサージェント(この画家はヨーロッパで活躍して金持ちの婦人、娘などの肖像画をたくさん描いた画家)というアメリカの肖像画家の絵が大好きだという話しが出ました。 一方、藤松さんはエド・ホッパーという画家の作品が大好きで、彼の作品を観にMetに行くらしく、彼の作品に出てくる人たちの表情が皆暗いので、エドの精緻な描写によるアメリカの理想的な世界に居る人たちは、お金という価値尺度で成功を測ったが故に、素晴らしい世界に存在する人々の表情が暗いのではないか・・・など、とても藤松さんらしい意見が出ておりました。
政治の話しに至っては、今の大統領選挙のことや日本の総裁選挙にまで話題が及び、和やかな中にも、現在の世界の動き(政治・経済を含め)をしっかりとご自身なりに分析されている様子が伺い知れました。ご自身は、「時間ができたので、朝から毎日色んなニュースをピックアップして見ているからね」と軽く仰っておられましたが、これは時間があるないだけの問題じゃなくて、そのような意識を見習わなければ!そう思いました!楽しい中にも大変勉強になるブランチを有難うございました。
会の終了間際には、「ばってん会」の今後のウエブサイトの役割を中心に、郷土からニューヨークを目指すような人たちに対する支援の体制などについても議論し、非常に充実したひと時を過ごせました。
藤松さん、今後もNYへ来られる際には「藤松さんを囲む会」をセットしたいと思いますので、是非お声掛け下さい!
(木下)
9月 09
★鹿児島からのファッションアーティストによるNY展示会★
ニューヨークのファッションウィークにちなんで、9月10日~15日まで、今NYでHOTなミートパッキングエリアのブティック「DESTINATION」で鹿児島出身のアーティストによる展示会が開催されます。
今回は、鹿児島出身の美術家でNYでも個展を開催するなど活動中の竹之内直記氏のデザインした和風版画の素材。そしてそれをもとに同じ鹿児島出身のファッションデザイナー中村展子氏と川野季春氏による洋風にデザインされたドレスが展示されます。12日にはレセプションパーティーとファッションショーも開催されます。
同じ九州人の活躍を是非ご覧ください。
レセプションパーティー & ファッションショー
9月12日(金)
6:00-8:00PM (7時よりファッションショーのスタート)
ファッション展示会
9月10日(水)~9月15日(月)
11AM-8PM(平日)
12PM-7PM(日曜のみ)
開催場所
DESTINATION NY
32-36 Little West 12th Street, 1st Floor
New York, NY 10014
電話: 212-727-2031
※ 会場の地図はこちらです>>
主催
Quantize (Web>>)