5月 21

2022年5月14日(土)、ニューヨークで初めて、ジャパン・パレードが開催されました。
各県人会はじめ約90団体、2400名の参加による大パレードとなり、沿道には
20,000人を超える観衆が集まり、皆様からの熱い声援を受けて大いに盛り上がる
パレードとなりました。
また、スタートレックというTVシリーズ番組の中に出演していた、スーパースターの
ジョージ・タケイ氏がグランドマーシャルを務めて下さったこともあり、全米ネットワ
ークのCBSやABCはじめ多くのTVニュースでも話題となり多くのメディアにも取り上げ
られました。
(参考例)
https://www.cbsnews.com/newyork/video/japanese-culture-celebrated-at-new-york-citys-
first-japan-parade/
https://www.youtube.com/watch?v=X4R9JbUWStE
2022年という年は1872年に岩倉具視特命全権大使が率いる日本代表団の訪問から150周
年を迎え、ニューヨークに領事館を設立するなど、日米関係が目覚ましい発展を遂げた
年でもありました。
今回のジャパンパレードの目的は、日米の友情をさらに深め、ニューヨーク市に感謝の
意を表し、この画期的な記念日に日米コミュニティの連帯を強化することにあったよう
です。
私ども長崎県人会のメンバーは、有り難くもお神輿の一つを担がせて頂くという幸運に
恵まれ、法被を着てパレードに参加することとなりました。
そのために、長崎県人会の枠を越え、NYばってん会のメンバーや、NY広島会のメンバ
ーへの声がけをして、約25名の担ぎ手で臨みました。
我々が担当したお神輿は、8人〜10人くらいで担ぐことができる小型のお神輿ではあ
りましたが、三組みの担ぎ手フォーメーションをつくり、途中入れ替わりながら楽しく
担ぐことができました。
普段見慣れたマンハッタンの街ではありますが、セントラルパークウエストというアベ
ニューを歩きながら沿道を埋め尽くしてくださるニューヨーカーや観光客の方々の温か
い声援を頂きながら、お神輿を担ぐみなさんのボルテージも全開の状態。「セイヤー・
セイヤー」という掛け声に合わせて勇ましくテンポを合わせ、担ぎ手そして周りの盛り
上げの力を一つにすることで完遂することがきた次第です。
幸運にもお神輿を降ろす直前まで何とか天気ももってくれて、参加した県人会のメンバ
ー一人一人が、皆なで力を合わせて一つになり、安全にしかも多くの声援をいただけて
、成功裏に終えられたことに嬉しさと誇りを感じられているようで、とても充実したひ
と時を県人会仲間と過ごせたことは、一生の思い出となりそうです。
当日の打ち上げでは「このパレードが来年以降もまだ継続して行われるのであれば、是
非、長崎の蛇踊りやコッコデショなどをニューヨークに持ち込み、長崎の文化の一端を
披露できるとイイね!」と大いに盛り上がりました。
文責/写真: 木下
8月 22
8月6日(月)日系人会において、第12回NY広島会&NY長崎県人会合同納涼会が開催されました。外は猛暑の中、九州および広島にゆかりのある方々約60名の方にお越し頂きました。

ニューヨーク広島長崎合同納涼会クリックで拡大
New York で幅広く活躍されているシンガーのSHOWJIさんのピアノの弾き語りでイベントは始まり、続いて長崎県人会の実行委員でもあります「東京サーカス」渡辺よし団長と、TK Entertainerのコラボで盛り上がりました。素敵なパフォーマンスをありがとうございました。
キリンビール、オタフクソース、バッテンラーメン、伊藤園、カルピス、Magokoro Inc.からそれぞれに協賛品を頂戴し、美味しいキリンビールを飲みながら広島風お好み焼きを頬張り、更にバッテン焼きそばに舌鼓を打ちつつ、笑いと会話の溢れるイベントになりました。
また、災害復興支援のラッフルに向けて、今年も長崎県庁有志の方々から五島うどんやアゴ出汁、県産品の詰め合わせや、広島側からは広島カープグッズ等の景品を頂きました。心より感謝致します。
お陰様で、$610の義援金を集めることができました。景品をご提供頂いた皆様、ありがとうございました。
この売上は今年の西日本豪雨の復興義援金として全額寄付致します。
また、入場料売上から経費を引いた残金は、これまで同様、ジャパンソサエティおよび日系人会を通じて、東日本大震災復興や熊本地震復興の義援金として現地へ届けて頂きます。
イベントの最後にはNY広島会の古本武司名誉会長よりご挨拶を頂き、最後に、西日本豪雨の被災地の復興を念じ、黙祷で幕を閉じました。
イベントに参加頂いた皆様、ボランティアでお手伝い頂いた皆様、スポンサーとしてご協力頂きました企業の皆様、心より感謝致します。
ありがとうございました。
<日時・場所>
8/6th(月曜日)18:30pm~20:30pm
日系人会館:49 W 45th Street New York, NY 10036 (11th Floor)
Phone: (212) 840-6942
www.jaany.org
■主催:NY長崎県人会&NY広島会合同納涼会開催実行委員会
■協賛:キリンビール、長崎県水産加工・流通室、農産加工・流通室有志職員一同、オタフクソース、Magokoro Inc.、 伊藤園、カルピス、ニューヨークばってん会(敬称略)
文責:長崎県人会(吉田・木下)
7月 14
ニューヨークばってん会は、5月15日、熊本地震復興支援のために九州各地の県人会と共に立ち上げた「九州の会」(代表:足立洋六キャノンUSA会長)と、ニューヨーク日系人会と共催で「熊本・大分 九州地震復興支援イベントin ニューヨーク」を開催した。
地震からの一日も早い復興を願い、ニューヨークから被災地へエールを送ろうと、ばってん会はじめ、他の県人会とJAAをつないで企画された。
イベントは2部構成で行われ、それぞれ約100名ずつの参加者。トリ天、から揚げ、だんご汁、からしレンコンなど九州の伝統的な郷土料理と九州の酒や焼酎を振舞った。
また、当会の趣旨に賛同して頂いたニューヨーク在住のミュージシャンも参加。シンガーソングライターAK、ビアにスト西川伍平、ジャズピアニスト宮嶋みぎわ、オペラ歌手服部愛生、ピアニスト岩尾麻梨菜がパフォーマンスを披露。
更に、サイレントオークションやラッフルも行われ、売上トータル8000ドルと、入場料や個人および企業によるドネーションを合わせた金額約4万ドルが義援金として、日系人会を通じて熊本県や大分県に送付される。
この義援金集めは、継続的に日系人会で行われるので、ばってん会としては、今後開催するイベントにおいても、義援金集めを継続し、現地に応援を送り続けて参ります。
ニューヨーク日系人会:www.jaany.org
(記事:木下)
9月 10
<日時>
8月7日(金)18時開場、18時30分〜21:30分
<会場>
ニューヨーク日系人会 (Japanese American Association of New York)
49 W 45th Street, 11th Floor New York, NY 10036
Phone: (212) 840-6942、
www.jaany.org
<参加人数>
広島および長崎を中心に九州にゆかりのある方々75名
8月7日(金)日系人会において、第9回NY広島会 & ばってん会合同納涼会が開催され、九州および広島にゆかりのある方々約75名が集まり、浴衣あり、三味線あり、平和コンサートあり、ラッフルあり、新人自己紹介ありで大盛会となった。
また、長年のパートナーでもあるキリンビールからは今年もビールをご協賛頂き、盛り上げの一端を担って頂いた。 開催に先立ち、広島会(古本武司名誉会長)とばってん会(山口猛会長)による開会のご挨拶、続いて乾杯が行われた。 早速、小泉久美子さん、有村洋子さんによる三味線の演奏が始まり、日本の情緒たっぷりの納涼会の口火を切った。
その後、この納涼会に2年前から参加して頂いている原田真二さんによる平和ミニコンサートが開催され、参加者たちは彼のデビュー当時から~最新の曲までを目の前で堪能した。
一方、日本で東関東大震災が起きた2011年からこの合同納涼会が毎年行っている義援金集めの為のラッフルには、昨年同様長崎県水産加工流通室、農産加工流通室から「からすみ」「食べる炒り子」や「焼きあご」、「雲仙うどん」、「ところてん」、「みかん砂糖漬」など長崎の特産品を数多くご寄贈頂き、また、広島出身の原田真二さんは皆様の前で本場広島のお好み焼きを焼いてラッフル当選者の懸賞にも加え、花を添えた。 今年のラッフルの売上は432ドル。ジャパンソサエティのJapan Earthquake Relief Fundを通じ、現地に直接届けて頂く。
ニューヨークの夏の一夜を日本的な情緒で飾った合同納涼会の最後には、恒例の集合写真を撮り最後を締め括った。
文責 木下信義
11月 12
九州を楽しむ会のばってん会(山口猛会長)が11月2日夕、35丁目にある居酒屋ミューで「秋の焼酎テイスティング祭り」を開催した。
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イベントには約40人が参加し、芋焼酎の「尽空」(福岡)、麦の「吾空」(福岡)、黒糖の「奄美」(奄美大島)、タイ米の「瑞泉」(沖縄)、緑茶の「玉露」(福岡)の5種類の原材料の違う焼酎のテイスティングが行なわれた。酒問屋であるワイン・オブ・ジャパン「酒塾」の木下雄大塾長が、焼酎の製造方法から起源、歴史などを解説。知っているようで知らない焼酎の話に参加者からは質問が数多く飛び交った。アメリカ人の参加者もあり、講演は日本語で行なわれたが英語の解説パンフレットも用意されていた。
焼酎は追加料金を払えば何杯でも飲むことができ、料理は居酒屋ミューのマネージャーで鹿児島県出身の岩切弘実さんによるゴーヤチャンプルや鹿児島から直送の麦味噌で煮込んだ豚料理など九州の郷土料理が振る舞われ、参加した人たちを楽しませた。
会場では東日本大震災の募金活動も行なわれた。焼酎「ハナタレ」(宮崎)はチャリティーオークションにかけられ60ドルで落札された。集まった総額168ドルはジャパン・ソサエティーの義援金基金を通じ、被災地に送られる。(トメ)